数理・データサイエンス・AI 教育強化拠点コンソーシアム※の東海ブロック内大学等が一同に介するブロック会議の第2回を開催します。
今年度新たにMDASH認定を受けた3校(中京学院大学、日本赤十字豊田看護大学、静岡県立大学)に認定プログラムについてご講演いただきます。また、全ての認定校にポスター発表をお願いし、MDASH認定の取組や工夫について、個別の情報交換の場を提供します。
さらにグループディスカッションのセッションを設け、いくつかの興味あるテーマをテーブル毎に設定し、ざっくばらんに情報交換していただく機会を設けました。認定に向けて準備されている大学におかれましては、参考になる点が多々あると思います。認定をすでに受けている大学には、プログラムの改善に向けた議論の場にして頂ければ幸いです。さらに、前回好評だった文部科学省の担当者による個別相談コーナーも設けます。
プログラムは、文部科学省ならびにコンソーシアムから、それぞれ最新の動向についてご講演いただきます。
また、静岡大学からはコンソーシアム特定分野校としての活動報告をしていただきます。
名古屋大学からは拠点校と東海デジタル人材育成プラットフォーム※※の活動報告のほか、他大学に活用していただける教材コンテンツをご紹介します。
第1部の講演セッションはハイブリッドで配信もしますが、第2部のポスターセッション等は現地開催のみとなります。対面ならではの情報交換、ネットワーク作りにお役立ていただきますよう、どうぞ気軽に足をお運び下さい。
※コンソーシアムの詳細は、次のウェブサイトをご参照ください。 http://www.mi.u-tokyo.ac.jp/consortium/
※※プラットフォームの活動は、次のウェブサイトをご参照ください。 http://tdtc-pf.org/
数理・データサイエンス・AI 教育強化拠点コンソーシアム東海ブロック会員校、 教育機関、企業等
2024-11-25 13:00-18:00
ハイブリッド
100名(現地)
300名(オンライン)
名古屋大学 坂田・平田ホール
名古屋大学 数理・データ科学・人工知能教育研究センター
数理・データサイエンス・AI教育強化拠点コンソーシアム
東海デジタル人材育成プラットフォーム
無料
司会:間瀬 健二(名古屋大学 数理・データ科学・人工知能教育研究センター 特任教授)
【プログラム】
-- - 第1部 - - -
13:00~ 【開会】
13:05~ 【拠点校挨拶】
- 武田 一哉(名古屋大学 副総長/数理・データ科学・人工知能教育研究センター センター長)
13:10~ 【文部科学省講演】
講演タイトル「高等教育段階におけるデジタル人材育成の動向について」
- 笠原 誠幸 (文部科学省 高等教育局専門教育課 情報教育推進第一係長)
概要: 企業をはじめとする社会でのデジタル・DX化が進展する中、文部科学省では数理・データサイエンス・AI教育の推進など
高等教育段階における施策を推進しているため、それら施策の現状や動向について紹介する。
13:25~ 【コンソーシアム事務局講演】
講演タイトル「モデルカリキュラム改訂について」
- 河合 玲一郎(東京大学 数理・情報教育研究センター 教授)
概要: 高等学校「情報I」の必修化を踏まえた対応とともに、生成AI等社会の動向の変化を踏まえたスキルセット等の見直しのため、
改訂版モデルカリキュラムを2024年2月に公表しました。本講演では、改訂の考え方、概略、さらにその審議経過について
紹介します。
13:40~ 【東海ブロック、TDTCプラットフォーム活動報告】
-間瀬 健二(名古屋大学 数理・データ科学・人工知能教育研究センター 特任教授)
13:50~ 【特定分野校活動報告】
- 山本 泰生(静岡大学 情報学部 准教授)
概要: 特定分野校会議(自然科学系)において現在作成している応用基礎レベル・モデルシラバス科目対応の標準教材(工学系、
理学・農学・理工学系、情報学系の3カテゴリー)を紹介する。またダイバーシティ推進校の取組もあわせて報告する。
14:00~ 【テーマ講演】(各10分)
講演タイトル「名古屋大学における学部レベルのデータ科学教育」
- 井手 一郎 (名古屋大学 大学院情報学研究科 教授)
概要: 名古屋大学では、2022年度から教養教育レベルでデータ科学教育を本格実施しており、リテラシ及び応用基礎レベルの認定を受
けている。このたび、高校の新カリ及びMDAコンソのスキルセット改訂に対応して、コンテンツの改修を行っている。また、学
部専門レベルでのより発展的なデータ科学教育のコンテンツを開発している。本講演ではこれらの概要について紹介する。
講演タイトル「名古屋大学教育学部附属中・高等学校 データサイエンスの取組について」
-都丸 希和 (名古屋大学教育学部附属中・高等学校 教諭)
概要: 名古屋大学教育学部附属中・高等学校では、2021年度より特設科目「データサイエンス」を設置しています。
「統計を使いたい意識を育てる」ことに重点を置いた、課題研究につながるDS実践について紹介します。
講演タイトル「MDASH認定に向けた中京学院大学の取り組み」
- 熊本 淳 (中京学院大学 経営学部 専任講師)
概要:中京学院大学は岐阜県東濃地域唯一の大学として、中津川市に経営学部を、瑞浪市に看護学部と短期大学部を設置しています。
各学部の状況を考慮しながら、授業内容の調整を行い、この度、MDASHに認定されました。
本講演では、MDASH認定までに行った本学の取り組みを紹介します。
講演タイトル「「看護のデータサイエンス」によるMDASHリテラシーレベル認定」
- 森田 一三 (日本赤十字豊田看護大学 専門基礎 教授)
概要: MDASHの認定は看護師教育において、一見それほど関連がないように思われる。しかし、看護学教育モデル・コア・カリキュラ
ムとMDASHのモデルカリキュラムを見比べると、両者の親和性が高いことを気づかされる。
講演タイトル「静岡県立大学食品栄養科学部における応用基礎レベルの教育取り組み」
- 栗木 清典 (静岡県立大学 食品栄養科学部 教授)
概要: 食品生命科学科、栄養生命科学科、環境生命科学科の3学科で各々の専門家を養成する食品栄養科学部がリテラシーレベルに先
んじて認定を受けた応用基礎レベルの教育、および、全5学部のリテラシーレベル申請の取り組みを紹介します。
15:00~ 【センター長挨拶】
- 武田 一哉(名古屋大学 副総長/数理・データ科学・人工知能教育研究センター センター長)
15:05~ 【第2部案内】
- 間瀬 健二(名古屋大学 数理・データ科学・人工知能教育研究センター 特任教授)
—-オンライン配信はここまでになります—-
15:10~ —-休憩(10分)—-
- - - 第2部 - - -
【特設ブース】文部科学省相談コーナー
文部科学省ご担当者様による、MDASH認定プログラム認定応募等についての個別相談をお受け頂けます。
回答者:文部科学省 高等教育局専門教育課 情報教育推進第一係 ご担当者樣(予定)
【ポスター展示】東海ブロック内の全MDASH認定校によるプログラムの実施概要の紹介
※ 飲み物とお茶菓子をご用意いたします。
15:15~ 【第1ポスターセッション】
16:00~ 【第2ポスターセッション】
16:45~ 【グループディスカッション】
≪タイトル(仮)≫
・工学系応用基礎対策
・食品・栄養学系対策
・医歯薬系コアカリ対策
・看護系対策
・公開教材活用
・文系学部対策
17:45~ 【閉会】
18:00~ 【退場】
会場参加申込期限:11月20日(水)
オンライン参加申込期限:11月25日(月)正午
お問い合わせや参加申込後の変更等がございましたら、問合せ先までご連絡をお願いいたします。
問合せ先:名古屋大学数理・データ科学・人工知能教育研究センター
E-mail:mds-center@t.mail.nagoya-u.ac.jp
U R L:https://www.mds.nagoya-u.ac.jp/