農業とIT・データサイエンス・DXとのかけ算による農業生産・管理技術の向上・変革をめざした農業関連のデジタル化取り組みのご紹介とデジタル人材育成の展望についてご紹介いただきます。産業界のデジタル化・DXに関心のある企業・事業体、およびMDASH応用基礎レベルの社会での実例を題材とした教材を探している大学の皆様に有益な情報となると思いますので、是非ご参加ください。
産業界(今回はスマート農業)のデジタル化・DXに関心のある企業・事業体および MDASH応用基礎レベルの、社会での実例を題材とした教材を探している大学向け
2024-10-17 16:00-18:00
オンライン
300名
※ 参加申込フォームでの参加申込は10月16日(水)まで受け付けます。
※ 当日の参加申込はmds-center@t.mail.nagoya-u.ac.jp までご連絡ください。
東海デジタル人材育成プラットフォーム
豊橋技術科学大学 IT活用教育センター
数理・データサイエンス・AI教育強化拠点コンソーシアム
東海ブロック拠点校 名古屋大学 数理・データ科学・人工知能教育研究センター
*10月1日より、センター名を『数理・データ科学・人工知能教育研究センター』へ変更しました。
無料
司会:間瀬 健二(名古屋大学 数理・データ科学・人工知能教育研究センター 特任教授)
15:45~ 開場
16:00~ 【開会挨拶】名古屋大学 数理・データ科学・人工知能教育研究センター長 武田 一哉 氏
≪第1部 データ農業研究開発前線≫
16:05~ 【講演】「データ駆動型農業推進のための人材育成」
九州大学 大学院農学研究院 教授 岡安 崇史 氏
概要:データ駆動型農業の推進にはIoTやAIなどの知識・技術が必要であるが、現場ではこれらを利用できる人材が不足している。
本講演ではデータ駆動型農業の現状とその推進を担う人材育成について紹介させていただく。
16:25~ 【講演】「林業イノベーション~森林情報のデジタル化」
名古屋大学 大学院生命農学研究科 教授 山本 一清 氏
概要:近年、様々な森林計測技術・解析技術の急速な発展により、森林情報のデジタル化が進んでいる。
その中で、カーボンニュートラルや生物多様性保全など、グローバルな課題に向け産官学の新たな取り組みが広がっている。
16:45~ 【講演】「植物生体情報を活用した環境配慮型デジタル施設園芸」
豊橋技術科学大学・愛媛大学 教授 高山 弘太郎 氏
概要: スマート化と環境配慮は、これからの施設園芸において重要なキーワードである。
持続可能で利益性の高い環境制御型農業生産システムを確立するために、生産現場に実装可能な植物の生体情報計測技術と
日本版セミクローズド温室について紹介する。
≪第2部 データ農業実践最前線≫
17:05~ 【講演】 「農業経営の実践より生まれた、生産性を向上させるデータ活用手法とシステム開発」
イノチオみらい株式会社 代表取締役社長 大門 弘明 氏
(イノチオホールディングス株式会社 https://inochio.co.jp/)
概要:イノチオグループのスマート農業への取組み事例として、データ活用から見えてくる経営課題を選択し、
解決するため開発された労務管理ソフトと手法、さらに植物へ水と肥料を与える潅水システムへのAI導入をご紹介致します。
17:25~ 【講演】 「アグロノミスト集団が取り組む農業DXの可能性」
株式会社浅井農園 代表取締役社長 CEO 浅井 雄一郎 氏
(あさい農園 https://www.asainursery.com/)
概要:「常に現場を科学する研究開発型の農業カンパニー」を目指すあさい農園のアグロノミスト集団が挑戦する
農業DXの取り組みについて紹介します。
17:45~ 【ミニパネル】
司会:間瀬 健二(名古屋大学 数理・データ科学・人工知能教育研究センター 特任教授)
17:55~ 【閉会挨拶】名古屋大学 副総長 藤巻 朗 氏
18:00 閉会